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周期表のおおざっぱな話

前回の周期表ってのは何かっていうと、モノをちっちゃく分解していってこれ以上は無理!っていう状態の物質の性質(元素)を並べた表です。

紀元前6世紀には「物質の素になるもの」として「元素」って概念があったようです。古代ギリシャのエペンドクレスさんが物質を構成する要素を火、水、土、空気(風)って四つに分け、それを下地に、アリストテレスさんは物質は前述の4つの元素から成るっていう四元素説を唱えました。医学の元祖のヒポクラテスさんも四体液説っていうのを唱えていて、ヨーロッパでは日本の血液型占いみたいな形で残っていたり、タロットカードの中にもなごりが見られます。

18世紀後半にはフランス人のラボアジェさんが「これ以上細分化できないもの」として元素を定義しました。

で、これ以上分解は無理っていう物質を具体的に構成している「要素」は「原子」っていいます。これは、19世紀、イギリス人のドルトンさんが、2種類以上の化合物を作った時に、元になった元素の割合がスッキリ割り切れちゃうってトコから、「物質を細かくしていくと無限に細かくなっちゃうんじゃなくて限界があるかも!」って思いついて、その限界にあるモノを原子(アトム)って名づけました。

現在の使われ方としては、水素ガス(水素分子)って物質を構成している粒は水素原子と呼んで、水素原子は水やらアルコールやらいろんな状態で存在しているので、そういうのを全部ひっくるめた概念を元素って言うんだそうです。わかりにくい?

そして1869年。ロシアのメンデレーエフさんが、カードゲームから今の周期表の元を考え出すんだけど、当時は60種類しか元素が判っていなかったので、並べていくうちに周期的に性質が似た物質がでてくることから、「今は空欄だけど、ココにはこんな感じのヤツがいるんじゃね?」ってトコまで予言したとか。。。

その予言もことごとく当たったのですが、メンデレーエフさんは、たった1票差でノーベル賞を逃しています。

そんな、周期表は今でも進化していて113番目は日本人が発見したみたいです。新しい原子の作り方を調べると、宇宙の成り立ちとか、壮大な話になってくるのでココでは割愛。(でもちょっとワクワクしますよ。。)

1908年頃、小川正孝さんがニッポニウムって元素を発見して、43番目として周期表に乗ったことがあります。ところが、43番目はテクネチウムが発見されて外されてしまいました。

実は、小川さんが発見したのは、75番目のレニウムで周期表が1段ずれちゃっていたという・・・。それでも、明治時代にそんな発見をしてたってのが凄いと思うのです。

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コメント

新しい周期表の新しい番号見ると
名前が
ウンウン〜
で、
主人はこゆのが専門で食べていて
わたしが
ウンウン!?
というと
「うん」って言われました‥未だに化学をお教えすることにアレルギー反応起こしそうになります。
月曜のセミナー、間に合うかしら(>_<)たくさん集まるようです。

月さん
既に大勢の人に教えているのが凄い(≧∇≦)
きっと、ホワイトボードに魔法のように、
ステキな資料が次々に現れるんだろうな~。。
月さんの講義は感動したもん。ヽ(´▽`)/

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