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2010年12月

オイルボックス

精油を保管するのに、どんな箱に入れていますか?ボトルが沢山入るオイルボックスは高いし、ずっと使うものなので、気に行った物が見つかるまで、購入を控えていたために、↓の写真みたいな状態でした。

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プラナロムの正規輸入代理店の健草医学舎さんのオイルボックスが、一番多く入るもので40本収納。そろそろこの段ボール箱を卒業して、オイルボックスを購入しようと検討していたところでした。

ところが、先日、フランスのAmazonさんで見つけてしまったのです。60本入るプラナロムのロゴ入りオイルボックス。白木っぽい外観なので、使っているうちにオイルのシミが気になるようになりそうですが、ベルギー研修の時に講師の先生が使っていたのと同じもの。。。沢山入っていいな~~って、欲しくなっちゃいました。

Amazonさん直送じゃなくて、出品者からの購入になるので、配送中の事故などに自分で対処できるか心配で、2、3日注文を躊躇しましたが、海外発送をしてくれる業者さんでHPもしっかりしていたので、思い切ってポチってみました。

で、今日届きました~~~。

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↑外観はこんな感じ。
到着まで約12日。。発送確認のメールには、年末から年明け3日の到着予定と書かれていたので、早くてびっくり。。。

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↑中はこんな感じです。
若干、細かい部分で気になる点はあるものの、概ね満足~。。。手前のスペースにはプラナロムムエットが入っていました。ここに成分分析表を入れられるかな。。。

でも、健草医学舎さんが輸入しない理由がちょっと解ったカモ。きっちりと作られた日本のオイルボックスを知っていると、おおざっぱな作りです。。。「作りが甘いっ!。」って苦情がくる可能性があるな~。。。

このオイルボックス。フランスAmazonさんでPranarôm - Coffret en bois Aromathèque - 60 Flacons 購入出来ます。。。お。。。私が購入した時より約10ユーロ値上がりして、販売店も海外発送しない業者さんしか扱ってない?こっちのホームページの業者さんだったんだけどな。。。

<<注意>>
海外で精油を購入すると成分分析表が付きません。日本に輸入されてからの成分分析で、残留農薬が見つかることもあるので、精油に関しては国内の正規輸入代理店の商品を購入することをお薦めします。成分分析表が無いとやっぱり不便ですし、安全性が保証されない精油を使うのは不安です。。。

カタフレイ

今年のNARDの講演は「自己免疫疾患」が取り上げられたというのに、都合が悪くて出席できなかったのですが、インストラクター試験でお隣の席になって以来、ずっと仲良くして頂いているAndanteさんが講演後にわざわざお電話を下さって、要点をお話して下さいました。

講演では、「カタフレイ」というマダガスカルで採れる精油は、セスキテルペン炭化水素類のイシュワランが多く含まれ、抗炎症効果が高く、他の精油では替えがたい効果を発揮すると紹介されたようです。紹介された時点では、日本未入荷でしたが、聴講者からの反響が大きく、輸入が決まったことも教えて下さいました。

お顔の蝶型紅斑と日光アレルギーに是非使ってみたいっ。と思ったのですが、最初に出荷されたのは50本だけだったらしく、11月末の時点で、私が手に入れることができるのは、12月ぐらいになりそうでした。まあ、気長に待とう~って思っていたところ、11月28日の勉強会に参加した時に、エリ子先生が教室で使っているのを滴売りして下さいました。。。貴重なのに我がままいって3mlも。。。

カタフレイは春の森を歩いた時のような香りで、単体で聞くとそれなりにウッディーな主張をしています。ところが、他の精油と合わせると、それほど我が強くなく、使いやすい印象を受けました。塗布して時間が経過すると、また「まだ守ってるよ~」って感じで主張してきます。

成分表を確認すると、同じように木の香りのする精油のジュニパーがモノテルペン炭化水素類が多いのに対して、セスキテルペン系が多く、様々な成分がバランス良く含まれています。セスキテルペンアルコール類も含まれていますが、サイプレスの様にホルモン様作用による禁忌も無いようです。(図は健草医学舎のカタフレイのページにあるロット番号BCGB2の成分分析表を元に作成)

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とりあえず、ボドゥ博士が講演で紹介されたレシピを参考に、ヘリクリサム、ローレル、レモングラス、ニアウリCT1、カタフレイをブレンドして、キャリアオイルには、オリジナルレシピではセントジョンズワート油を使用していましたが、自作の紫紺の浸出油を使ってみました。紫紺にはシコニンという抗炎症作用、創傷治癒作用、殺菌作用、抗潰瘍作用の薬理作用があるとされる成分が含まれているので、セントジョンズワート油の代りに充分なると考えたからです。

そのブレンドは局所的に炎症が起こっている部分に使い、(刺激を感じたら何も精油を混ぜていないホホバ油などをすぐに塗布しました。)、ロックローズ(禁忌があるので注意)とブレンドしてバスオイルに混ぜて入浴しました。ロックローズをお風呂に入れる贅沢仕様~~。。。これに、気分によってシナモスマ・フラグランスマンダリンをブレンドして使ってみています。。。

自己免疫疾患の全身性エリテマトーデスの場合には、腎臓の症状に気を付けるように言われることなどからも、水分排出がきちんとされているのかもポイントなんじゃないかと思うのですが、使い始めて数日は、あまり精油の効果を実感できませんでした。それでも、カタフレイを使いはじめて2日目ぐらいから、利尿効果も出てきて、使用から5日ぐらいには、顔の蝶型紅斑についても、範囲が多少小さくなってきたように思います。炎症を沈める効果も期待できそうです。

私の場合、リンパの腫れが若干あるので、スクワランオイルに5%ぐらの濃度でカタフレイを入れ、鼠蹊部や脇の下などのリンパ節の部分を本当に軽いマッサージをしながら塗ってみています。これは、普通に脚が浮腫みがちな人に良いカモ。

ただし、ヒトの免疫の作用はまだ解明されていない部分が多いので、自己免疫疾患を患って長い方はお医者さんに相談し、体調に悪い方向に変化があった場合にはすぐに使用を中止し、過信しすぎないことが大事かもしれません。

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薬膳カレー

先日、白金に出かけた時にお昼に禅カフェに行きました。頂いたのは薬膳カレー。ライスにガルバンゾ(ひよこ豆)が入ってて美味しかった~。。。付け合わせは温野菜にゴマドレッシングでした。
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冬の庭

両親に手伝ってもらって、庭の片付けをしました。自然に生えるままにジャングルにしてしまう私と、増えるから全て切り尽くせ!の両親と毎回のように攻防を繰り返しているのですが、「お願いだから切らないで~~。。抜かないで~~~。。。」と言ったところで、聞いてくれる相手ではないとよ~~くわかったので、今回は素直に従いました。。。

せっかく増えたタイム、ローズマリー、レモンバーベナ、ワイルドストロベリー、ディルなどなど、ガンガン抜かれて、ガンガン切られていきました。。。タイムも3株あったのに、「こんなにイラナイ、どうせ増える。」の一言で1株にされちゃったよ。。。そう言われて抜かれたフィーバーフューは風前の灯だっつーの。

庭にバラを何本か植えているのですが、昨年から借りてる畑でバラを大量に植えはじめた父がローズヒップの採れるロサ・カニナをいたく気に入り、「赤い実がなってかわいい♪気にいった!ウチで挿し木にして増やす♪」とハサミを入れ始めました。

「冬に実を楽しむんだから、あんまり切っちゃだめだよ。」と伝えたら、「そんなことはわかっとる!おとーさんを信用しんのか!」って言ったのに、信用して目を離した隙に見事に坊主に・・・。父のセンスでいくつか残された赤い実が、寂しくなった庭にほっこり残っています。切られてしまった実は保管して、お茶に入れて飲んじゃう予定。
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がん探知犬

がん探知犬、においで患者ピタリ…精度9割超って記事が読売新聞に出ていました。癌の患部が悪臭を発して患者さんのQOLを下げることもあるらしく、「たくあん臭」「強いたまねぎ臭」のする「ジメチルトリスルフィド」が原因物質だと特定されているようです。がん探知犬君達はこの物質を早い段階で嗅ぎ分けているのかな?

ヒトなどのタンパク質や脂質がある動物にしか発生しない臭いなのかと思ったら、東京大学の研究でサトイモ科のショクダイオオコンニャクの香りが「ジメチルトリスルフィド」や浸潤性癌の患部が持つ臭気と似ているとの研究を発表していました。

ジメチルトリスルフィドは別名を三硫化メチルといい、メチル(CH3)が2つ(ジ)、二価の硫黄(スルフィド)が3つ(トリ) C2H6S3って構成です。スルフィド類は特有の臭気があって悪臭がするそう。。。

マンガでわかる香りとフェロモンの疑問50 ヒトにフェロモンはある? (サイエンス・アイ新書) って本の中に、いろんな病気特有の匂いについて書いてある章があって、フランシス・ベーコンが「ペストはやわらかいリンゴの匂いのようだ」と書き残していることが紹介されていました。他にも体臭に特徴が出る病気があるとか。ただし、病状が進行しないと感知できないために、診断のきっかけにするのは難しいみたいです。。。

でも、臭いの原因物質が解れば、癌を罹患されている方やその他の病気での感じる不都合を、改善する手段も出てくるかも。もちろん、アロマの良い香りでマスキングするのも良い手段かと。。。

ここから余談。。。モノ、ジ、トリっていう接頭辞とラテン語系の言語の数え方の比較をしてみたので、表を貼りつけ。ラテン語と12ヶ月がずれているのは、Juneのジュリアス・シーザーと、Augustのオクタビアヌスを無理やり入れたからという話を聞いたことがあったのですが、元のローマ歴は3月から始まって10ヶ月だったのを12ヶ月に変更したからその名残でSeptが7番目の月、Octが8番目の月として残っているんだとか。。。(参考Octoberが8月でなく10月なわけ))

  倍数接頭辞   フランス語   英語の倍・重
1 mono or hen モノまたはヘン un アン single
2 di or do ジまたはド deux ドゥ double
3 tri トリ trois トロワ triple
4 tetra テトラ quatre キャトル quadruple
5 penta ペンタ cinq サンク quintuple
6 hexa ヘキサ six スィス sextuple
7 hepta ヘプタ sept セット septuple
8 octa オクタ huit ユイット octuple
9 nona ノナ neuf ヌフ nonuple
10 deca デカ dix ディス decuple
20 ( e)icosa (エ)イコサ vingt ヴァン  
30 triaconta トリアコンタ trente トラント  
40 tetraconta テトラコンタ quarante カラント  
50 pentaconta ペンタコンタ cinquante サンカント  
60 hexaconta ヘキサコンタ soixante ソワサント  
70 heptaconta ヘプタコンタ soixante-dix ソワサント・ディス  
80 octaconta オクタコンタ quatre-vingts カトル・ヴァン  
90 nonaconta ノナコンタ quatre-vingt-dix カトル・ヴァン・ディス  
100 hecta ヘクタ cent サン  

Tant mieux!

月に1回、アロマテラピー大全の勉強会の後にフランス語を習っているのですが、どーも英語読みのクセが治らない…。特に語尾はわけわかんないことに。。。”fatigue”は英語と一緒なので意味はすぐわかったのに、フランス語読みの”ふぁてぃげ”って言えずに英語読みしてしまう。。。

Moi(私に) だけは、例えば、Excusez-moi (えくすきゅーぜ もあ/すみません)と発音するところを、「えくすきゅーぜ もい」って発音しちゃったら、先生が笑い出して、「”もい”って発音するフランス人はいるんだけど、訛っているみたいにフランス人には聞こえちゃうんだよ~。」と説明してくださいました。。。。「”すみませんだっぺ”、とか”すみませんずら”って感じに聞こえるの?」って聞いたら、「そうそう、そんな感じ」と。”だっぺ”が日本語で訛ってるって解ってるフランス人ってある意味スゴイ。。。

次の授業の連絡で、たまに先生からメールを頂くので、習った表現をちょっと入れてメールを返信したら、”Tant mieux!”ってタイトルでお返事が来ました。。。フランス語は語尾の最後の母音の付いていない子音は発音しないので、”たん みゅー”?って発音して意味は”よかったね♪”って感じかな。。。拙いながらもコミュニケーションになると楽しいな~。。。

そういえば、英語で「元気?」って聞かれたら、日本人は決まり文句のように英語で”Fine”を使うからか、あまり体調が良くないのに”Fine”って答えたら変だし、いろんな言い方を。ってアメリカ人の先生が言っていたのだけど、グレイズ・アナトミー シーズン2で、メレディスとヤンが絶対大丈夫じゃないのに"I'm fine"を連発してて、なるほど~~って思った次第。とりあえずコレ言っとけってな雰囲気が出ちゃうのかな。

フランスでは「元気?」って聞かれて、体調があまり良くなくても「Très bien」って言っちゃうし、逆に「今日は調子が悪くて…。」なんていうと、「あの人どーしちゃったの?!」ってなるんだとか。。。同じ西欧圏でも文化の違いがあって面白いな~。。。先生は日本人の感覚とフランス人の感覚って近いよ~っておっしゃってます。。。

先日はレッスンの後でスープス八ヶ岳さんでアップルパイを頂きました。おいし~~。。

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森の中のサロンと漢方薬局

アロマテラピーやハーブのお勉強していると、ステキな方達の新しい旅立ちに出会うことがよくあります。先月のアロマテラピー大全の勉強会の後、八ヶ岳スープスでお食事会をした友達の一人も、ステキなアロマテラピーサロンを開かれました。まだ、開業前にお邪魔したのですが、森の中にかわいいお家、薬草魔女さんの隠れ家みたいです。

八ヶ岳の森の中にあるリラクゼーションサロン ametrine.

12月からネットでの予約受付も始まっています。。。行きたい~~。。。
↓はametrineさんの玄関です。。

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さらに、もうお一人、薬剤師さんが薬草薬局を開かれました。こちらは安曇野で、まだお邪魔していないのですが、じっくり相談出来ることをコンセプトに森の中に開業されたとか。今はエキス剤の漢方のお世話になっていますが、過去の経験からやっぱり生薬のパワーは違うな~と。

かかりつけのお医者さんは「漢方屋」を自称されている方なので、よく薬草の話を診察のついでにするのですが、エキス剤は成分が一定だから、病状を管理するのには解りやすいけれど、効くっていったらやっぱり生薬だな~っておっしゃっていました。ただ、アロマテラピーの精油が毎年成分が違うように、生薬の成分も一定ではないことなど、管理が難しいのだとか。

煎じ方にも、いろんな流派があるらしく、揮発してしまう精油成分を飛ばさないように煎じる方法もあるとかで、漢方メーカーのコタローで研究された時には明らかな違いは出なかったけれど、実験中っておっしゃっていたので、私もやってみたいな~と。。。信頼できる漢方薬局があるっていうのはやはり心強いものです。

安曇野にある漢方・アロマ・ハーブのお店 芍薬堂

八ヶ岳と安曇野と場所はちょっと離れていますが、どちらも森の中にある癒しの空間。マッサージで身心の疲れを取って、自分に合う生薬を選んで頂くのが理想的かも~。。。

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