よしなしごと

オイルボックス

精油を保管するのに、どんな箱に入れていますか?ボトルが沢山入るオイルボックスは高いし、ずっと使うものなので、気に行った物が見つかるまで、購入を控えていたために、↓の写真みたいな状態でした。

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プラナロムの正規輸入代理店の健草医学舎さんのオイルボックスが、一番多く入るもので40本収納。そろそろこの段ボール箱を卒業して、オイルボックスを購入しようと検討していたところでした。

ところが、先日、フランスのAmazonさんで見つけてしまったのです。60本入るプラナロムのロゴ入りオイルボックス。白木っぽい外観なので、使っているうちにオイルのシミが気になるようになりそうですが、ベルギー研修の時に講師の先生が使っていたのと同じもの。。。沢山入っていいな~~って、欲しくなっちゃいました。

Amazonさん直送じゃなくて、出品者からの購入になるので、配送中の事故などに自分で対処できるか心配で、2、3日注文を躊躇しましたが、海外発送をしてくれる業者さんでHPもしっかりしていたので、思い切ってポチってみました。

で、今日届きました~~~。

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↑外観はこんな感じ。
到着まで約12日。。発送確認のメールには、年末から年明け3日の到着予定と書かれていたので、早くてびっくり。。。

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↑中はこんな感じです。
若干、細かい部分で気になる点はあるものの、概ね満足~。。。手前のスペースにはプラナロムムエットが入っていました。ここに成分分析表を入れられるかな。。。

でも、健草医学舎さんが輸入しない理由がちょっと解ったカモ。きっちりと作られた日本のオイルボックスを知っていると、おおざっぱな作りです。。。「作りが甘いっ!。」って苦情がくる可能性があるな~。。。

このオイルボックス。フランスAmazonさんでPranarôm - Coffret en bois Aromathèque - 60 Flacons 購入出来ます。。。お。。。私が購入した時より約10ユーロ値上がりして、販売店も海外発送しない業者さんしか扱ってない?こっちのホームページの業者さんだったんだけどな。。。

<<注意>>
海外で精油を購入すると成分分析表が付きません。日本に輸入されてからの成分分析で、残留農薬が見つかることもあるので、精油に関しては国内の正規輸入代理店の商品を購入することをお薦めします。成分分析表が無いとやっぱり不便ですし、安全性が保証されない精油を使うのは不安です。。。

薬膳カレー

先日、白金に出かけた時にお昼に禅カフェに行きました。頂いたのは薬膳カレー。ライスにガルバンゾ(ひよこ豆)が入ってて美味しかった~。。。付け合わせは温野菜にゴマドレッシングでした。
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冬の庭

両親に手伝ってもらって、庭の片付けをしました。自然に生えるままにジャングルにしてしまう私と、増えるから全て切り尽くせ!の両親と毎回のように攻防を繰り返しているのですが、「お願いだから切らないで~~。。抜かないで~~~。。。」と言ったところで、聞いてくれる相手ではないとよ~~くわかったので、今回は素直に従いました。。。

せっかく増えたタイム、ローズマリー、レモンバーベナ、ワイルドストロベリー、ディルなどなど、ガンガン抜かれて、ガンガン切られていきました。。。タイムも3株あったのに、「こんなにイラナイ、どうせ増える。」の一言で1株にされちゃったよ。。。そう言われて抜かれたフィーバーフューは風前の灯だっつーの。

庭にバラを何本か植えているのですが、昨年から借りてる畑でバラを大量に植えはじめた父がローズヒップの採れるロサ・カニナをいたく気に入り、「赤い実がなってかわいい♪気にいった!ウチで挿し木にして増やす♪」とハサミを入れ始めました。

「冬に実を楽しむんだから、あんまり切っちゃだめだよ。」と伝えたら、「そんなことはわかっとる!おとーさんを信用しんのか!」って言ったのに、信用して目を離した隙に見事に坊主に・・・。父のセンスでいくつか残された赤い実が、寂しくなった庭にほっこり残っています。切られてしまった実は保管して、お茶に入れて飲んじゃう予定。
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がん探知犬

がん探知犬、においで患者ピタリ…精度9割超って記事が読売新聞に出ていました。癌の患部が悪臭を発して患者さんのQOLを下げることもあるらしく、「たくあん臭」「強いたまねぎ臭」のする「ジメチルトリスルフィド」が原因物質だと特定されているようです。がん探知犬君達はこの物質を早い段階で嗅ぎ分けているのかな?

ヒトなどのタンパク質や脂質がある動物にしか発生しない臭いなのかと思ったら、東京大学の研究でサトイモ科のショクダイオオコンニャクの香りが「ジメチルトリスルフィド」や浸潤性癌の患部が持つ臭気と似ているとの研究を発表していました。

ジメチルトリスルフィドは別名を三硫化メチルといい、メチル(CH3)が2つ(ジ)、二価の硫黄(スルフィド)が3つ(トリ) C2H6S3って構成です。スルフィド類は特有の臭気があって悪臭がするそう。。。

マンガでわかる香りとフェロモンの疑問50 ヒトにフェロモンはある? (サイエンス・アイ新書) って本の中に、いろんな病気特有の匂いについて書いてある章があって、フランシス・ベーコンが「ペストはやわらかいリンゴの匂いのようだ」と書き残していることが紹介されていました。他にも体臭に特徴が出る病気があるとか。ただし、病状が進行しないと感知できないために、診断のきっかけにするのは難しいみたいです。。。

でも、臭いの原因物質が解れば、癌を罹患されている方やその他の病気での感じる不都合を、改善する手段も出てくるかも。もちろん、アロマの良い香りでマスキングするのも良い手段かと。。。

ここから余談。。。モノ、ジ、トリっていう接頭辞とラテン語系の言語の数え方の比較をしてみたので、表を貼りつけ。ラテン語と12ヶ月がずれているのは、Juneのジュリアス・シーザーと、Augustのオクタビアヌスを無理やり入れたからという話を聞いたことがあったのですが、元のローマ歴は3月から始まって10ヶ月だったのを12ヶ月に変更したからその名残でSeptが7番目の月、Octが8番目の月として残っているんだとか。。。(参考Octoberが8月でなく10月なわけ))

  倍数接頭辞   フランス語   英語の倍・重
1 mono or hen モノまたはヘン un アン single
2 di or do ジまたはド deux ドゥ double
3 tri トリ trois トロワ triple
4 tetra テトラ quatre キャトル quadruple
5 penta ペンタ cinq サンク quintuple
6 hexa ヘキサ six スィス sextuple
7 hepta ヘプタ sept セット septuple
8 octa オクタ huit ユイット octuple
9 nona ノナ neuf ヌフ nonuple
10 deca デカ dix ディス decuple
20 ( e)icosa (エ)イコサ vingt ヴァン  
30 triaconta トリアコンタ trente トラント  
40 tetraconta テトラコンタ quarante カラント  
50 pentaconta ペンタコンタ cinquante サンカント  
60 hexaconta ヘキサコンタ soixante ソワサント  
70 heptaconta ヘプタコンタ soixante-dix ソワサント・ディス  
80 octaconta オクタコンタ quatre-vingts カトル・ヴァン  
90 nonaconta ノナコンタ quatre-vingt-dix カトル・ヴァン・ディス  
100 hecta ヘクタ cent サン  

森の中のサロンと漢方薬局

アロマテラピーやハーブのお勉強していると、ステキな方達の新しい旅立ちに出会うことがよくあります。先月のアロマテラピー大全の勉強会の後、八ヶ岳スープスでお食事会をした友達の一人も、ステキなアロマテラピーサロンを開かれました。まだ、開業前にお邪魔したのですが、森の中にかわいいお家、薬草魔女さんの隠れ家みたいです。

八ヶ岳の森の中にあるリラクゼーションサロン ametrine.

12月からネットでの予約受付も始まっています。。。行きたい~~。。。
↓はametrineさんの玄関です。。

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さらに、もうお一人、薬剤師さんが薬草薬局を開かれました。こちらは安曇野で、まだお邪魔していないのですが、じっくり相談出来ることをコンセプトに森の中に開業されたとか。今はエキス剤の漢方のお世話になっていますが、過去の経験からやっぱり生薬のパワーは違うな~と。

かかりつけのお医者さんは「漢方屋」を自称されている方なので、よく薬草の話を診察のついでにするのですが、エキス剤は成分が一定だから、病状を管理するのには解りやすいけれど、効くっていったらやっぱり生薬だな~っておっしゃっていました。ただ、アロマテラピーの精油が毎年成分が違うように、生薬の成分も一定ではないことなど、管理が難しいのだとか。

煎じ方にも、いろんな流派があるらしく、揮発してしまう精油成分を飛ばさないように煎じる方法もあるとかで、漢方メーカーのコタローで研究された時には明らかな違いは出なかったけれど、実験中っておっしゃっていたので、私もやってみたいな~と。。。信頼できる漢方薬局があるっていうのはやはり心強いものです。

安曇野にある漢方・アロマ・ハーブのお店 芍薬堂

八ヶ岳と安曇野と場所はちょっと離れていますが、どちらも森の中にある癒しの空間。マッサージで身心の疲れを取って、自分に合う生薬を選んで頂くのが理想的かも~。。。

熊さんとナラ枯れ

今年は山に食べるものが無くて、熊が人里に出たというニュースが頻発しています。幸い、山が近いけど熊が出たというニュースは今のところ近くで起こっていません。でも、以前、あるアロマテラピー関連の講演会で「日本熊森会」の活動を知って、ちょっと熊と森に興味を持っていたので、異常気象で熊にとっても厳しい状態なのかな?と気になっていました。

そんな時、ある特集番組で、カシノナガキクイムシという虫が大量発生してしまい、熊が冬眠前に食糧にするミズナラを大量に枯らす被害が発生していることを知りました。

カシノナガキクイムシは、木の中に巣食いながら、卵を産んで増殖し、同時にナラ菌を落としまくります。ナラ菌に感染した木は、水を吸い上げる導管が詰まってしまい完全に死んでしまうのだそうです。伐採されたり、雷に打たれたりした樹木のように小枝が伸びて再生することはありません。(林野庁のホームページに図解入りで解説されています。)

山形県では、カシノナガキクイムシを誘因するフェロモンをミズナラに付けて集め、同時に薬剤で、カシノナガキクイムシの駆除することをを試しているそうです。この試みが効果を上げそうだという報告が出ているそうですが、カシノナガキクイムシの広がりはとどまるところを知らず、遠く屋久島、八丈島まで広がっているそうです。

長野県には森林づくり県民税があるのですが、山は細かく持ち主が決まっているのに、何代も放置されてしまい、勝手に誰かが所有している山の木を切る訳にはいかないので、間伐にも苦労しているとか。人の手が入ってしまった山は、最後まで責任を取らなければいけません。

これは法整備が必要カモ。

海保がんばれ~

尖閣諸島で中国漁船が突っ込んできたビデオ、政府が公開をしぶっていたら、Youtubeに投稿されちゃいました。誰が投稿した!とかなんとか政府が怒っているようですが、この際、まだ公開されていない中国の船長さん逮捕部分も公開して欲しいな。

中国側の報道では、日本の巡視船が漁船に衝突してたことになっていたんだけど、中国の側の間違いを指摘する報道は無く、流出元ばかりにスポットが当たっています。

それにしても、フィリピンやインドネシアの海域には、軍艦よりもすごいレベルの中国の漁船監視船が出張っているとか。。。怖いよ。。。そんな大変な場所でお仕事している海保の皆さま&石垣島の漁師さんたち、応援することしか出来ないけど。。。がんばれ。。。

Youtubeにおちゃめな動画があった~。。。疾走する船の甲板でスカート姿でダンスって運動神経すごすぎ。。。

かもすぞ

「もやしもん」っていうマンガが好きで、原作者の石川雅之さんの日記を時々拝見しています。「もやしもん」は菌が見える麹屋の息子の農大での生活を書いたマンガで、フジテレビでドラマ化されています。(地上波ではうちの地域は見れない。。。)

麹カビのアスペルギルス・オリゼーが可愛くて、オリゼーが居ると肌が白くなるかも♪って、お酒は飲めないので甘酒を麹から作ったりしてみている今日のこの頃。。。(麹カビの中にはアフラトキシンって毒を発生するオリゼーのそっくりさんのアスペルギルス・フラバスが居て、オリゼーも悪者にされちゃったことが・・・。)。

「もやしもん」とタイアップしたお酒がいくつか出ていて、その中の「かもすぞ」を何時か購入してみたいと思っていました。(飲めないけど、友達に飲んでもらって舐めてみたい。。。)

ところが、10月6日の石川さんの日記を読んでびっくりしました。「かもすぞ」を製造されている高垣酒造さんはいまはホームページも休止中。杜氏であり当主であられた方が、急にお亡くなりになったからとか。お酒造りは、生き物を相手にするお仕事。それを170年も続けておられることもスゴイと思うのですが、その火を絶やさないことがどんなに大変だろうかと・・・。

日本酒の消費量が10年で40%も落ち込んでいるとか。先日見たNHKのトラッドジャパンの「日本酒」を扱った回では、発砲する日本酒や飴色の古酒など、さまざまな工夫をしてヨーロッパにも日本酒を紹介しているとのことでした。

亡くなられた杜氏の奥様がもう一度、旦那様の残したお酒を復活させようと考えていらっしゃるとのこと。お酒は飲めないけど、日本酒を大切に作り続けているどの蔵も、蔭ながら応援したいな~と思いました。。。

ポアンカレ予想

アメリカのクレイ数学研究所が2000年に発表した、「これが証明できたら100万ドル♪」の7つの数学上の未解決問題ってのがあります。

  • ポアンカレ予想 (The Poincaré Conjecture)※解決済    
  • P≠NP予想 (P versus NP)    
  • ホッジ予想 (The Hodge Conjecture)    
  • リーマン予想 (The Riemann Hypothesis)    
  • ヤン-ミルズ方程式と質量ギャップ問題 (Yang-Mills Existence and Mass Gap)
  • ナビエ-ストークス方程式の解の存在と滑らかさ (Navier-Stokes Existence and Smoothness)    
  • バーチ・スウィンナートン=ダイアー予想 (The Birch and Swinnerton-Dyer Conjecture)

数学はアレルギー出ちゃうので、何のことやら。。。なのですが、このうち、「単連結な3次元閉多様体は3次元球面S^3に同相である。」っていうポアンカレ予想は、2002年ぐらいにロシア人数学者のグレゴリー・ペレルマン博士によって証明されました。予想したポアンカレさんも最終定理のフェルマーさんと同じくフランス人。。。

その特集番組「数学者はキノコ狩りの夢を見る ~ポアンカレ予想100年の格闘~」を見ました。ペレルマン博士はフィールズ賞を断ったり、各国の学者さん達が連絡を取ろうとしても連絡が取れないとか、クレイ研究所の懸賞金も受け取らなかったとか、お母さんの年金で生活をしているとかいろんな逸話のある人物だったので、とても興味があったのです。

肝心のポアンカレ予想については番組見ててもよく理解出来なくて。。。宇宙に長い縄をぐるっとさせて、引っ張った時に縄が戻ってきたら宇宙は丸いと言える、ひっかかったら丸くないっていうことを証明すればいいらしい・・・。多くの数学者はコーヒーカップもドーナッツも穴が一個だから同じ形っていうトポロジーの考え方で解こうとしていたのに、ペレルマンは得意な物理の知識を駆使し、幾何学的な考えで証明してみせたようです。

多くの数学者を悩ませ、その鍵を少しづつ見つけながら、最終的にペレルマン博士が証明してみせたこのポアンカレ予想。今は隠遁生活を送り、高校時代の恩師にまで会おうとしない様子と博士がキノコ狩りに現れるという森のことを伝えて番組は終わりました。

ただ、番組では伝えられなかったことが一つありました。各国の学者によって検証が済んだ頃に、中国系の丘成桐教授が編集する学術誌に、丘教授の弟子である広東省中山大学の朱熹平教授と米リーハイ大学の曹懐東教授が、あたかもポアンカレ予想を証明したかのような論文を掲載したのだそうです。この掲載について、「学術誌に発表」することが100万ドル獲得の条件の一つだからではないかとニューヨーカー誌が疑問を呈し、丘教授も批判されたようです。

ペレルマン博士はニューヨーカーの取材に「曹教授らが(証明に)何を付け加えたのかよく分からない。丘教授に怒っているわけではない。もっと悪いことをする人はいるから」と言ったとか。。。すっごく繊細な人なのかも。。高校時代はとっても明るい子供だったというのに、アメリカ留学中に何があったのかな。。。

NHKスペシャル 100年の難問はなぜ解けたのか―天才数学者の光と影

完全なる証明

ノーベル化学賞

スウェーデン王立科学アカデミーは6日、2010年のノーベル化学賞を、製薬や電子工業などで幅広く使われる化学合成の方法を開発した北海道大の鈴木章名誉教授(80)、米パデュー大の根岸英一特別教授(75)、米デラウェア大のリチャード・ヘック名誉教授(79)に贈ると発表しました。わ~。これで日本人のノーベル化学賞受賞者は7人です。

有機化合物で中心的な役割を果たす炭素は、L殻に4個の電子を持っているので、単体で安定してしまっている希ガスほどではないにしても、他の元素のように「電子欲しいよ~~」とか「この電子あげるよ!」とかってことがあまりなくて、「まー、別にもらってもいいし~、あげてもいいし~」ってな物質です。

それを触媒(使われる物質自体は変化しなくても、他の物質の反応を促進させちゃう。)を使うことで、バリバリ炭素と炭素をくっつけて、新薬、液晶テレビ、などなど有機化学の分野の発展に貢献した方達へノーベル賞。(あってるかな?)

報道ステーションでは、ベンゼン環の図が思いっきり間違っていて鈴木先生があきれていらっしゃったとのこと・・・。YoutubeにUPされているのを見たら、炭素が結合するどころか、有り得ない画像で解説していてびっくり。鈴木先生に指摘された後、さらに手描きの図が、1個はデカヒドロナフタレン?もう一個は、ソコじゃ結合しないって場所にお手てが。。。原子が無い場所からお手てが出ちゃうのは、serendipityとは言い難いかも。。。

化学技術分野を解説する時には、専門家をスタジオに呼ぶとかした方がいいと思います。。。鈴木先生も日本の化学分野の未来に不安を抱いたかも・・・。報道ステーションの解説が間違っているのは解ったものの、受賞した研究がどんなものなのか知りたかったので検索したらクロスカップリングについて解説されているブログを発見~。今回は速報のみだけど、さらに詳しいお話が書かれる予定みたいなので楽しみです。