漢方薬

紫根と華岡青洲

今月のアロマテラピー大全を読む勉強会の時に、参加されている薬剤師さんが安曇野に生薬薬局を開かれるというお話を伺いました。きっとステキなお店が出来るハズ。開店したらお邪魔したいな~と思っています。

そしたら先週、魔女たちの22時で紫根の化粧水でお顔のシミが消えたっていう方が出演されたらしく、母が紫根が欲しいと言いだしました。。。安曇野に生薬薬局ができてればもうネットで検索しなくて済むわ~~~。。。と思いながら購入。

さっそく、添付のレシピにあるように煮出して化粧水を作りました。色は紫がかった茶色で、香りは根っこのような土臭い感じです。ついでに、浸出油をつくってみようと、小さなビンに紫根を詰めてホホバを注いで窓際に放置してみました。

1日置いただけで、濃い赤紫の油に。。。これを他のブレンドオイルに1滴程混ぜてつかっています。紫外線が強くなる季節には、日光アレルギーで苦しんでいるのですが、炎症が早く治まるみたいでイイかも。シャンプーに混ぜたり、手作り石鹸の色付けにも使えるかもです。

紫根には抗炎症効果のあるシコニンが含まれています。これが紫色の正体なのだそうです。同じく、傷を早く治すといわれているセントジョンズワードの浸出油も赤い色の成分のヒペリシンには光感作作用があるから夜使うようにしているけど、色にもいろんな成分があって面白いな。。。

麻酔の実験で有名な花岡青洲が作ったのが『紫雲膏』で、当帰と紫根が含まれているとか。麻酔の功績しか知らなかったので、他にも今に伝わる軟膏を残していたとはっ。

当帰にも美肌成分があるので、次は抽出油を作る時に当帰を混ぜてみようかなと思ったけど、当帰は学名がAngelica acutilobaってことでセリ科だから、光感作作用がちょっと心配かも。

漢方薬の保険適用外 署名92万通

民主党の事業仕分けで漢方薬が保険適用から外されることについて、これからも保険適用されることを願う署名活動のことを紹介しましたが、薬事日報のサイトに最終的に92万4808通の署名が集まって、16日に長妻厚生労働大臣に提出されたとの記事がありました。

ナードの会長の指田先生も危惧されていたとのことで、多くの専門家が署名運動に尽力されていることを心強く思うのですが、今後の展開も注目したいと思います。

仕分け人の枝野幸男議員は、「仕分けの時には漢方薬には特に言及しておらず、今後は財務省と厚生労働省が協議すると決まっただけ。」とおっしゃっているようだ。これから財務省VS厚生労働省になるのかしら???

私の先生は「保険適用外になったら、保険医辞めるかな~。。。」と飄々とおっしゃっていました。

デマなのかデマでないのか

事業仕分けで、一般の薬屋さんで購入出来るものは保険適用外にしましょうって結論が出されたのですが、あるメジャーなブログで「漢方の保険適用外はデマ」という記事が出たようです。(そのブログはすぐに見つかると思うので割愛。)それに対して漢方の保険適用外はデマっていうのはデマっていうブログも登場したりして、混乱気味ですね。

漢方はいち早く反応しましたけど、他の一般薬になっている薬も保険適用外になる可能性もあるのに、財務大臣は「(仕分けで)決まったものの復活はほぼ考えられない。」との見解なので、どんな薬が保険適用外になるのか見守っていられるほど、悠長なものではないのでは?と思います。仕分けの経緯についてはこちらが詳しいようです。

漫然と漢方が出される場合もあるので、漢方が保険適用であることについて批判があるのも解ります。ただ、知識を持ったお医者さんに相談しながらでないと、コントロール出来ない病状の人もいるわけで・・・。自分で判断して飲むようになったら、混乱するんではないかと。。。

漢方に副作用が無いっていうことはけっしてないワケだし、医師の処方の下で病状とあわせてコントロールしていくほうが、ムダが少ないんじゃないでしょうか?

これからも漢方が健康保険で使えるように

事業仕分けで、見事にぶった斬られた漢方薬の保険適用ですが、社団法人日本東洋医学会など四団体が中心となって、署名活動が始まりました。電子署名も出来ます。もし、よろしければご協力をお願いいたします。

第一回目の署名締め切りは11月30日 月曜日
第二回目の署名締め切りは12月7日 月曜日です。

署名の協力をお願いした殆どの人が、この件を知らなくて、順調に集まっているのかとっても心配になってきました。。。

以下 署名のホームページからの抜粋

 去る11月11日(水)の行政刷新会議の事業仕分け作業で、医療用漢方製剤(漢方エキス製剤・煎じ薬)を健康保険から除外する、という案が出されました。

 現在、医師の7割以上が漢方薬を使用して、国民の健康に寄与してきました。また、全国の医学部・医科大学でも医学教育の中に漢方教育が取り入れられ、日本東洋医学会で専門医教育も行われ、専門家育成も進んでいます。

 わが国が迎えている少子高齢社会の中で、われわれ国民の健康を守るためになくてはならない漢方薬・煎じ薬が健康保険で使えなくなることに、断固反対をします。

補足・・・
NICU(新生児集中治療室)も補助金が削減されたそうです。実質ゼロらしい。。。なんで報道されないんでしょう????現場のお医者様が緊急声明をだしています。

事業仕分けへの不安

民主党の「事業仕分け」が白熱しているようですが、重要な研究費もドンドン無駄って判断されているみたいですね。大丈夫なんでしょうか?

身近なところでは、「漢方薬等の市販品類似薬を保険適用外とする方向性で結論」が出されたことが不安です。漢方薬のお世話にずっとなっているので。。。これが保険適用外にされると、いろんなトコロに影響が出るんじゃないでしょうか?

入院中の方なんか、漢方を併用したら自由診療になっちゃって保険が使えなくなるから、漢方を使わないで治療するしかなくなっちゃいますよね。。。どうするんでしょう???混合診療が出来ない現状とか、考慮されての「無駄」判定なんでしょうか?

他にもips細胞の研究費も無駄ってことになったようです。再生医療は日本の様な国には大切な技術だと思うのですが・・・。「不要不急の事業」と判断されて、補正予算から難病患者さんの新薬開発支援費も削減されているとか・・・。国会議員の先生方のお給料をまず削減されてみてはいかがかと・・・。

「民主党医療政策の考え方」の7ページ「総合医療の確立ならびに推進」にある、漢方、健康補助食品やハーブ療法、食餌療法、あんま・マッサージ・指圧、鍼灸、柔道整復、音楽療 法といった相補・代替医療について、予防の観点から、統合医療として科学的根拠を確立します。って謳ってたのにね。

そういえば、ベルギー滞在中にCNNで鳩山さんの奥様の「太陽パクパク」が流れていました。。。コメンテーターの冷たい目が忘れられない・・・。